第112回研究会 「座位行動:健康への影響と環境デザインとの関連」のご案内
最新の研究で座りすぎの健康への影響が明らかになってきています。特に日本では座位行動の時間が他国に比べて長く、その公衆衛生への負担が懸念されています。これまでの座位行動に関する研究は疾病リスクとの関連を調べたものが多く、どのような環境要素が座位行動に関わっているかについては十分に理解されているとはいえません。しかしながら、座位行動を抑制する取り組みの一つとして環境デザインの可能性が指摘されており、デザインに関わる研究者の座位行動研究への参入が期待されています。本研究会では、まず日本における座位行動研究の最新動向についてこの分野の権威である早稲田大学の岡教授にまとめていただきます。次に座位行動と環境要因との関連について先行国であるオーストラリアの研究者が近隣環境とオフィス環境についての研究事例を紹介します。
□日時:2017年4月21日(金) 17:00〜20:00
□場所:文化学園大学 A館 17階 A176室
□参加費:会員・学生1,000円、一般2,000円
□プログラム
- 司会:高橋正樹(文化学園大学)
- 話題提供
「日本における座位行動研究の動向」(岡浩一朗 早稲田大学)
「Neighbourhood Environment and Sedentary Behaviour」(Javad Koohsari* 早稲田大学)
「オフィス環境と座位行動」(杉山岳巳 オーストラリアカソリック大学)
*Koohsari氏の発表は英語で行われます(通訳なし)。
□スケジュール
- 17:00 受付開始
- 17:20 〜 開会挨拶と主旨説明
- 17:30 〜 話題提供(3件)
- 19:00 〜 全体討論
- 20:00 閉会
□会場へのアクセス
- 会場:文化学園大学 A館 17階 A176室
- 住所:東京都渋谷区代々木3-22-1
- 【最寄駅】新宿駅:JR(山手線・中央線・総武線・埼京線・湘南新宿ライン)地下鉄(都営新宿線・都営大江戸線・丸の内線)小田急線 京王線
- 【行き方】新宿駅南口、甲州街道改札下車。甲州街道に沿って初台方面へ徒歩7分
参加申込み
4月14日(金)夕方5時までに、以下よりお申し込み下さい(受付は終了しました)。