第109回研究会「教育を取り巻く環境」のご案内

小学校での英語必修化や初等中等教育でのアクティブ・ラーニングの推進など,教育改革の取り組みが様々に行われています。教育について論じる際,往々にして教育内容や教育方法ばかりが注目されがちですが,教室という空間の構造的特徴や対人環境もまた授業運営には少なからず影響を及ぼしており,これらは時として「サイレント・カリキュラム」と呼ばれることもあります。また,1つ1つの授業あるいは教室を単位として捉えるだけではなく,学校空間全体をまとまりとして捉える視点も非常に重要でしょう。今回の研究会では,教育を取り巻く環境について,様々な視点から論じたいと思います。


□日時:2016年10月16日(日)14時〜17時

□場所:東京大学教養学部(駒場I)キャンパス15号館4階409号室

□参加費:会員・学生1,000円、一般2,000円

□プログラム

  • 司会:芝田征司(相模女子大学)
  • 話題提供:
    小学校教室の開放度と学級の集中度に対する担任の印象との関係—音・視覚・児童の行動から—/伊藤景子(東京大学大学院)
    学校生活における社会的自己保存場面とストレスの関連/平田乃美(白鴎大学)
    学校空間が内包する意味と発現する学習空間/垣野義典(東京理科大学)
  • 指定討論/伊藤俊介(東京電機大学)

□スケジュール

  • 13:30  受付開始
  • 14:00〜 開会挨拶と主旨説明
  • 14:10〜 話題提供(3件)
  • 16:00〜 指定討論および全体討論
  • 17:00  閉会

参加申込み

10月7日(金)夕方5時までに、以下よりお申し込み下さい(受付は終了しました)。